クラシック音楽の形式やジャンル、楽器の名称
2025.03.21

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

今回は、クラシック音楽の形式やジャンル、主要な楽器の名称について、知っておくと便利な用語を、英語と日本語でそれぞれご紹介していきます。

♪クラシック音楽の形式やジャンル

1.Concerto(コンチェルト)→協奏曲
独奏楽器とオーケストラが競演する楽曲。
【例】 バイオリン協奏曲(コンチェルト)、フルート協奏曲(コンチェルト)など

2.Symphony(シンフォニー)→交響曲
オーケストラのための楽曲。
【例】 交響曲(シンフォニー)第○番

3.Opera(オペラ)→オペラ
歌劇のこと。
【例】 ビゼー:カルメン、モーツァルト:魔笛

4.Overture(オーバーチュア)→序曲
オペラなどの前に演奏される導入曲。
【例】 「フィガロの結婚」序曲

5.Sonata(ソナタ)→ソナタ
独奏楽器や少人数のためのアンサンブル曲。
【例】 バイオリンソナタ

6.Aria(アリア)→アリア
オペラなどの歌唱曲。
【例】 モーツァルト:オペラ魔笛より「夜の女王のアリア」

7.Prelude(プレリュード)→前奏曲
序曲に似ているが、楽曲の前に弾かれる短い楽曲。
【例】 ショパン:24の前奏曲

8.Etude(エチュード)→練習曲
練習用の楽曲。技術向上を目的とした曲集。芸術性も高く、演奏会で演奏されることもある。
【例】 ショパン:エチュード作品10など

9.Waltz(ワルツ)→円舞曲
3拍子の舞踏音楽。
【例】 ショパン:子犬のワルツ

10.Nocturne(ノクターン)→夜想曲
静かで落ち着きのある曲。ノクターンとはフランス語で「夜の」という意味。
【例】 ショパン:ノクターン

11.Mazurka(マズルカ)→マズルカ
ポーランド起源の伝統的な3拍子の舞曲。
【例】 ショパン:マズルカ

12.Rondo(ロンド)→輪舞曲
主要のテーマが繰り返される形式の楽曲。親しみやすいメロディが特徴。
【例】 シューベルト:バイオリンとピアノのためのロンド

13.Scherzo(スケルツォ)→諧謔曲
軽快でリズミカルな楽曲。ドラマチックな曲でもある。
【例】 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」第2楽章

14.Fuga(フーガ)→フーガ
主題が繰り返される対位法という技法が使われた曲。
【例】 バッハ:トッカータとフーガ

♪オーケストラの主要楽器の名称

●弦楽器
・Violin→バイオリン
・Viola→ビオラ
・Cello→チェロ
・Contrabass→コントラバス
・Harp→ハープ

●木管楽器
・Piccolo→ピッコロ
・Flute→フルート
・Oboe→オーボエ
・Clarinet→クラリネット
・Bassoon→ファゴット

●金管楽器
・Trumpet→トランペット
・Trombone→トロンボーン
・Horn→ホルン
・Tuba→チューバ

●打楽器
・Timpani→ティンパニ
・Cymbals→シンバル
・Tambourine→タンバリン
・Castanets→カスタネット
・Marimba→マリンバ

●鍵盤楽器
・Piano→ピアノ
・Celesta→チェレスタ
・Organ→オルガン

いかがでしたか?
英語と日本語が一致しなかったり、綴りが分からなくなった時は、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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