バイオリン弦の豆知識
2025.04.03

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

春になり、乾燥する時期も過ぎたので弦を替えたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、「バイオリン弦」の豆知識をお伝えしたいと思います。この春から新たにバイオリンを始めてみたいという方も必見です。

♪バイオリンの弦の順番

音が低い方からG線(げーせん:ソ)、D線(でーせん:レ)、A線(あーせん:ラ)、E線(えーせん:ミ)です。

♪バイオリンの弦は3種類

①ナイロン弦
バイオリン弦と言えば「ナイロン弦」と言われるほどで、今は扱いやすい弦がたくさんあり、比較すると音色の変化が分かって楽しいです。

②ガット弦
とっても音色が繊細で優しい弦ですが、切れやすく温度や湿度の影響を受けやすいため扱いにくいのが難点です。弦を替えるのも短い周期で替えるためコストがかかることが多いです。

③スチール弦
金属製の弦で、耐久性に優れ、チューニングが安定しやすいのが特徴です。ただ、音が固くなる弦が多いので、柔らかい音が好きな方には向きません。

♪弦のサイズ

大人用の楽器には4/4サイズのものを使います。子供用の楽器の弦は、サイズと種類をよく確認するのがお勧めです。

一部の弦では、3/4-1/2用といった兼用サイズもあり、長すぎると弦が余って切らないといけないため、その作業が面倒な方は兼用サイズは避けるのがお勧めです。

♪おすすめの弦

①定番と言われている弦
初心者からプロまで愛用者が多い「ドミナント」。初めての方にもお手頃なお値段の弦で、初心者のバイオリンセットに張ってあることが多いです。

②柔らかい音を出したい時は「オブリガート」
柔らかくて深みのある弦で、私も愛用しています。バイオリンを始めて数年経ち、冒険してみたい・柔らかい音がいいなという方にお勧めです。

③輝かしい音を出したい時は「エヴァ・ピラッツィ」
音大生やプロの方がよく使っているなという印象があり、音が華やかで、発音良く出したい方にお勧めです。

④ドミナントの次におすすめの弦
インフェルドには赤と青の2種類があり、赤は「温かみがあるけどパワーのある音色」、青は「輝かしい音色」が特徴で、どちらが自分の楽器に合うか比較しても楽しいと思います。

♪E線を購入するときの注意点

E線なんてどれも一緒と思いきや、「ボールエンド」と「ループエンド」の2種類あるため、自分の楽器がどちらのタイプか把握することが大事です。ちなみにE線以外は全てボールエンドの弦なので、E線のみ購入する際に気をつけてください。

♪弦の寿命

弦は消耗品のため、突然切れたり劣化することを考え、予備弦を1セット持っておくのがお勧めです。弦が切れなくても半年〜1年で交換すると良く、併せて弓の毛替えをすると次にいつ替えるかが分かりやすいです。

♪古い弦でも楽器は弾けるか

結論から言うと弾けます。
ただ、音程が取りづらくなったり、音の潤いがなくなるので、ある程度定期的な替えが必要です。

♪弦の張り替えでやってはいけないこと

①弦を4本一気に外すこと
駒は接着剤でくっついている訳ではないため、4本一気に外すと駒が倒れてしまい、魂柱の位置も変わってしまうおそれがあるのでNGです。

②駒の向きを確認
4本順番に張り終わった後でOKなので、駒が傾いていないか注意してみることが大切です。傾いていると弾いた振動で倒れてしまうこともあるので気をつけましょう。

③あまり顔を近づけすぎないこと
うっかり手を滑らせたりして張った弦を離してしまいピンと張った弦が一気に緩むと、緩んだ勢いで顔に当たることもあるので注意が必要です。

いかがでしたか?
バイオリン弦について知識をつけておくと、お店で相談した時に店員さんの言っていることが理解しやすいと思います。このコラムが少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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