子供にバイオリンを習わせたい親御さん必見!知っておきたいこと
2025.04.15

こんにちは。葉加瀬アカデミー専属バイオリニストのAyaです。

音楽の習い事といえば「ピアノ」と結びつく方が多いのではないでしょうか。「バイオリン」を習っていると珍しいとか敷居が高いという印象が今でもあるのは事実です。

しかし、バイオリンを習うメリットはたくさんあります。今回はお子さんにバイオリンを習わせたいけど一歩が踏み出せない方必見です!バイオリンを習うのに良いタイミング、親御さんが知っておきたいことを考えていきたいと思います。

♪音楽への興味

まずは興味がないことには、バイオリンでもピアノでも続けるのは困難かと思います。

逆に音楽に興味がある子はこちらが何も言わなくても意欲的です。自然と音楽を楽しみ、練習が苦痛ではないようです。

私は4歳からピアノとバイオリンを習い始めました。ピアノは楽しくて練習していた記憶がありますが、バイオリンは少しやらされていた印象があり、あまり好きになれませんでした。心から楽しいと思えたのは高校生の頃でした(ブランクがあるため遅いです)。しかし、音大に行って今の生活が充実しているので、後悔はありません。人それぞれ色々なケースがありますね。

♪バイオリンへの意識・興味付け

バイオリンを習うのはあくまでもお子さんです。親御さんがバイオリンを子供に習わせたいと言って体験レッスンにいらっしゃっても、お子さんが興味がないとなかなか難しいものがあります。

お子さんが「バイオリンってかっこいい」などバイオリンという言葉を多く発するようになったら「習ってみる?」と声がけをするのが理想ですね。そこまでいくのが大変かもしれませんが、お子さんがやる気になったら習うまでは早いと思います。

♪音楽のリズム感

リズム感とは、正確に音楽の拍子やテンポを感じ取る能力のことです。バイオリンの演奏は左手と右手の両方を使うこともあり、リズムが重要です。

まだ小さいお子さんでしたら、バイオリンを始める前にリトミックから入るのもおすすめです。

♪バイオリンを習うメリット

①手先が器用になる

バイオリンの弦を正確に押さえたり弓の操作をすることもあり、手先の感覚がより器用になります。

②集中力が高くなる

レッスンの時間に集中できるお子さんはバイオリンの練習も苦にならないと思います。毎日コツコツと、最初は数分でもいいので練習時間が確保できると日課になるので、親御さんもお子さんもお互いストレスにならないですね。

③自信が持てる

どの習い事でもそうかもしれませんが、バイオリンは特に自信が持てる習い事だと思います。

レッスンで新しい曲を習得したり、苦手を克服することは大きな達成感につながります。発表会など人前で弾くことでも達成感が生まれ、自信向上につながると思います。こういう成功体験を小さい頃からするとバイオリン以外にもいい影響を与えるはずです。

④感受性豊かになる

バイオリンは自分の感情を表現する手段であり、今の自分の感情がのりやすい楽器でもあると思います。レッスン中に、よく〇〇をイメージして弾くと伝えると音が変わります。イメージしながら弾くことがとても大事な楽器だと思いますし、そうすることで感受性が豊かになると思います。

♪バイオリンを始める適齢期

昔から早ければ早いほどいい(3〜5歳)と言われていますが、「弾きたい」という意欲があればそれが適齢期だと思います。お子さんがやる気になったらぜひ熱が冷めないうちにバイオリンに触れさせてあげてください。タイミング次第では、お子さんがバイオリン熱があるけど親御さんの仕事が忙しくて体験レッスンに連れていけないなど、なかなか始められないという方もいらっしゃいます。

無理強いはしないようにしてください。

♪楽器のサイズ

子供の体は日々成長しますので、体の大きさに合ったものを選ぶことが大切です。

サイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、左指を押さえる間隔が変わりうまく押さえられないこともあります。

大人用のフルサイズバイオリンを4/4サイズと表すのに対して、子供向けのバイオリンは「分数バイオリン」と言われ、最小の1/32から、1/16、1/10、1/8、1/4、1/2、3/4まで実に7サイズもあります。

♪葉加瀬アカデミーで気軽にバイオリンレンタル

バイオリンの買い替えがあると金銭的な負担が大きくなるのは事実です。

バイオリンのサイズに合わせて「もう少し子供の体が大きくなったらバイオリンを始めさせてみよう」と思っていたけれど、成長を待っている間にお子さんの熱が冷めてしまって結局始められなかった・・・ということもよくあるようです。

そこで!葉加瀬アカデミーでは、お子さん向けのバイオリンレンタルも行っており、1/32〜3/4まで7サイズすべてをご用意しています。

葉加瀬アカデミーのレンタルバイオリン・サービス

葉加瀬アカデミーのレンタルサービスをご利用いただければ、育ち盛りのお子さんでもバイオリンの買い替えを気にせずに気軽に始めることができます。成長に合わせて少ない負担でサイズの違うバイオリンに借り換えることも可能です。

♪親御さんのサポート

小さいお子さんの場合は、親御さんができる限りレッスンに一緒に行き、レッスン内容を確認できると、日々の練習が充実して上達にもつながります。レッスン用にノートを用意することをおすすめします。成長の記録にもなるので、大人になってから見返すととてもいい記念になります(私もそうでした)。

♪先生とのコミュニケーション

バイオリンの上達には、先生とのコミュニケーションが欠かせません。普段の練習方法などお子さんそれぞれで違うので、先生から見てどういう練習方法がいいか尋ねるといいと思います。

レッスン中に疑問が浮かんできたら、遠慮なく先生に質問してください。先生側も質問がある方が本音を言えたりして助かるケースもあります。

先生とのコミュニケーションがあると、子供はしっかり見てもらえているという安心感を持つと思います。

いかがでしたか?
バイオリンという楽器は、親御さんのサポートがあってこそ成立する習い事です。いい距離感を保ちながらお子さんが上達できるように私たち親もサポートがんばりましょう。

※この記事は、葉加瀬アカデミー専属バイオリニストAyaさんが書いた原稿を、担当者が編集したものです。

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